2007年江蘇、上海迎春評話公演(

主催団体;

 

蘇州市文化ラジオテレビ管理局 蘇州市文学芸術連合会

 

公演団体

 

蘇州市曲芸家協会蘇州市評弾団 蘇州市演芸業連合会

 

下記各位に御礼申し上げます。

 

香港実業家 張宗憲氏

 

NSU 新海宜氏

部演目

2007130日午後130

司会進行役 周明華

一. 長編評話抜き読み(三国志演義より独擋長坂橋) 陳偉春     (常熟市評弾団)

二. 長編評話抜き読み(緑牡丹より計説花正芳)     呉新伯       (上海評弾団)

三. 長編評話抜き読み(岳飛より槍挑小梁王)       周明華     (蘇州市評弾団)

四. 長編評話抜き読み(万花楼一折)               金鑑伯 (蘇州市評弾団特約)

五. 長編評話抜き読み(水滸伝より呉淞鎮)         呉君玉       (上海評弾団)

評話特別興行は盛会だが伝承の苦境は覆いがたい 

“書を読む”人がますます減ってしまった

蘇州評弾は瑞々しく生き生きとした民間の語り芸として、かつては広範囲にわたる公演場所と生命力溢れる公演基盤を有していた。しかし、人々の生活価値観が変化し、現代社会において各種類の新しいカルチャー・レジャー活動が生まれるに従って、評弾はますます深刻な圧迫や打撃を蒙っており、とりわけ“ただ語るだけで歌わない”評話はより一層ますます下降傾向を歩んでいる。蘇州評弾団の幹部によると、現在40名の団員演者のうち、評話を語る者は3名だけで、評弾学校の評話コースは既に7年間、生徒を募集していない。

このような状況の原因として、評話のマーケットの縮小や人々の嗜好が多様化した芸術表現の形式にあること以外に、演目の古臭さや人材不足も挙げられる。蘇州市評弾団の周明華副団長によると、評話芸の類いではここ数十年あまり大きな変化がなく、既に時代の要求に追い付いておらず、さらに優秀なベテラン演者の相次ぐ死去もあり、人材養成上でまったく要求を満たしていないと言う。「上手い演者を一人育てるのには数年から数十年かかるが、今の若い人は必ずしもこの時間の長さに耐えられず、本人自身の内面の要因だけでなく、生活などの面でも影響が及ぶことから、かなり多くの天賦の才能の有る演者でも廃業という選択をせざるを得ない」。ある専門家のこの言葉が多くの若い演者の本音を語っている。

知る限りでは、蘇州だけでなく、上海や杭州などの地域でも、多くの優秀な評話家が次々と転業し、テレビ局や他の職種に移っている。このような状況に対し、多くのベテラン芸術家はひどく残念に思い、著名な評話芸術家である金声伯師は、「評話が無くなれば、弾詞も無くなる」と評している。

評話の継承にも現代的な手段が必要

このような評話の不利な現状に直面して、周明華副団長は実際には評話は今でも聴き手に大変受け入れられていると見ている。事実、今回の迎春評話公演では、木戸銭が20(日本円300円相当)という通常に比べ数倍の価格にもかかわらず、供給が需要に応じきれないという状況が生まれている。いわば評話が受け入れられるかどうか、その主要な鍵は上手い演者と良い演目の有無にかかっていると言う。記者の知る限りでも、蘇州評弾博物館などでは、良い演目がかかるとチケットが需要に応じきれないということもある。

蘇州評弾団のある専門家によると、「現在、評話のリズムをさらに速める必要がある。それと同時に、出来の良い演目を作ること。なぜならば、聴き手が求めるのは斬新な手法であるからだ。伝統演目は継承すべきだが、新作も時代の変化に乗る上で必要である」と言う。さらに彼は、「実際、評話に現代の科学技術を手段として結びつけ、それを採用することでより良い効果が得られる」ことを指摘する。

2006年、蘇州評弾団の数名の演者が平江実験学校(小学校)、渭塘中学など数十校へ乗り込み、パソコンやプロジェクターなど現代的な機器を使用して、年齢別、学年別ごとの評話に関する講座とその実演を企画した。授業と実演を組み合わせることで大変良い効果を収めており、多くの若い人たちが評話というこのような芸術の表現方式に対して大変興味を懐くようになった。

「実際のところ、評話は高級な語り芸であり、演じ手が上手く語れば、若い人は必ず好んで聴くもので、そして一人でも多くの若い人に気に入ってもらえれば、それは評話にとっては最高の保護活動と言える」評弾団の専門家によると、今後はこのような活動をさらに多く展開することで評話芸を若い人の中により多く入り込ませると言う。

   

出演者と張国良の記念撮影 出演者と張国良の記念撮影 蘇州市評弾団孫惕団長挨拶

 

    

司会進行:周明華       陳偉春口演:         呉新伯口演

              「緑牡丹」より「計説花正芳」「三国志演義」より「独擋長坂橋」

 

     

周明華口演          金鑑伯口演          呉君玉口演:

「岳飛」より「槍挑小梁王」    万花楼一折」    水滸伝」より「呉淞鎮」

2007131日付け「蘇州日報」に掲載)